【ポケモンSV S12シングル使用構築】クマカイリューハッサム【最終レート1955 535位】

はじめまして!ほのかです。S12お疲れ様でした!

2023年1月からランクマッチを始め、目標にしていた3桁を達成することができました。

初3桁記念として使用していた構築を紹介します。

初めて構築記事を書くので至らぬ点があると思いますが、読んで頂けると嬉しいです。

 

 

構築経緯

S9以降から継続して使用しているカイリューハッサムウーラオス

の並びを今期も使用していきたいと思い構築を組み始めました。

ハッサムの後攻とんぼがえりから有利対面を作り、アタッカーで崩していくことを構築のコンセプトとして考えました。

構築を組み始める際に、S11のぴちさんの構築を参考にしながら考えていきました。

masterduel-deck-lab.com

相性補完が優れているカイリューハッサムから組み始めました。

カイリューはエースアタッカーとして鉢巻で採用しました。ハッサムはクッション枠として採用し、行動回数を増やせるオボンの実で採用しました。

次に鉢巻カイリューステルスロックが入ってしまうとマルチスケイルが剥がれて性能が落ちてしまう為、相手のステロ巻き対策として連撃ウーラオスを採用しました。

ここまでの並びだと電気の一貫が切れていないことに加え、物理アタッカーに偏った並びになる為、特殊アタッカー兼地面枠として、カイリューハッサムと相性補完の良いガチグマ(アカツキ)(以降、ガチグマ)を採用することにしました。

更に、相手のカイリューガブリアス、トドロクツキに簡単に逆鱗やスケイルショットを押させたくなかった為、ドラゴンに加えノーマルや格闘技の一貫を切れる特殊アタッカーとしてハバタクカミを採用することにしました。

最後の1枠は1番悩みましたが、相手のアーマーガアが重かった為、リフレクターの補助技に加えて、スカーフなしでも相手の上からボルトチェンジで対面操作を行うことができるレジエレキを採用して構築が完成しました。

 

個体紹介

カイリュー@拘り鉢巻 マルチスケイル

意地っ張り 167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)

テラスタイプ:飛行

しんそく/地震/逆鱗/テラバースト

★調整

AS特化

 

エースアタッカー。構築の軸。特性のマルチスケイルを盾にしながら高火力を押し付けられる最強のポケモン。先制技のしんそくによる縛りと高火力で相手を崩していくのが役割になります。採用している飛行テラバーストは比較的に通りがよい為、相手が少しでも隙を見せた瞬間に一気に高火力で崩していくことができます。終盤に少し増えたチオンジェンやモロバレルは飛行テラバーストで崩していました。また、一度引くことで技を切り替えて詰めていけるとこも評価できるポイントになります。技構成は、先制技の「しんそく」、鋼や炎に対する打点の「地震」、テラスを切らずに高火力を出せる「逆鱗」、非接触で攻撃できる「テラバースト」にしました。テラスタイプは高火力で崩していく「飛行」で採用しました。

 

 

ハッサム@オボンの実 テクニシャン

意地っ張り 177(252)-169(28+)-146(204)-x-103(20)-84(個体値29)

テラスタイプ:悪

バレットパンチ/とんぼがえり/はたきおとす/剣の舞

★調整

S:ブラッキー抜かれ

S以外の調整は参考にした記事と同じになります。

 

クッション枠。構築の軸。不利対面で引き先となり、「とんばがえり」から有利対面を作っていくことがこのポケモンの役割になります。クッションとしてだけではなく、先制技の「バレットパンチ」と積み技の「剣の舞」を採用することで、自身でも相手を崩していくことができるようになります。「はたきおとす」を採用することで、残飯を採用しているポケモンの回復ソースを奪うことができ、崩しができるところも評価しました。環境にいたスケショカイリューの対応はこのポケモンに任せていました。前期に比べて炎技で吹き飛ばされることが少なかったので、動かしやすかったです。テラスタイプは、パオジアンの悪技やハバタクカミのゴースト技の半減に加え、はたきおとすの火力がアップできる悪タイプで採用しました。1つ1つの技選択が難しいポケモンですが、ハッサムのおかげで救われた対戦は数多くありました。

 

 

ウーラオス(連撃の型)@パンチグローブ ふかしのこぶし

意地っ張り 175-200(252+)-121(4)-x-80-149(252)

テラスタイプ:電気

すいりゅうれんだ/アクアジェット/れいとうパンチ/かみなりパンチ

★調整

AS特化

 

AS特化のパングロ型。パングロで採用している理由は2つあります。1つは、受けだしにくるゴツメ型のカイリューやサーフゴー等からゴツメダメージを受けずに削りにいきたいところです。2つ目は、相手のステロ巻きに対して1回しか行動できないようにする為の火力アップです。このポケモンは水タイプでありながら電気タイプの技も覚えられる為、技範囲が広いところが評価できるポイントになります。カイリューハッサムの並びが地面タイプの相手に対して対応しにくい為、ウーラオスで処理してもらいます。技構成は、メインウェポンの「すいりゅうれんだ」に加え、先制技の「アクアジェット」。カイリュー意識の「れいとうパンチ」、連撃ウーラオス対面や水タイプに対して負荷をかけられる「かみなりパンチ」を採用しました。テラスタイプは電磁波対策とかみなりパンチの火力UPができる電気テラスで採用しました。

 

ガチグマ(アカツキ)@気合の襷 しんがん

臆病 189(4)-x-140-187(252)-85-114(252+)

テラスタイプ:フェアリー

ブラッドムーン/だいちのちから/ムーンフォース/しんくうは

★調整

CS特化

 

今期のMVP!最速CSクマさん。自分のガチグマより早いガチグマは環境にいないと思いながら自信をもって使用していました。カイリューハッサムとタイプ相性の補完が良い為、自然な形で高火力特殊アタッカー+クッション+高火力物理アタッカーで組むことができます。前期から評価していたポケモンの為、今期も継続して使用したいと考えました。当初は、前期と同様にチョッキで採用していましたが、環境トップメタのポケモンの為、前期より動かしにくかったです。試しに行動保障がもてる襷で使用したところ使用感が良かった為、そのまま襷で採用しました。最初は準速CSで使用していましたが、受けだしにくるカイリューがしっかりとSを振っていた為、思い切って最速で使用することにしました。その結果、受けだしに来るカイリューの大半は上から崩すことができました。Sを振ってないランドロスやサーフゴーに対しても崩すことができるようになったののも良かったです。カイリューハッサムを使用していて、ガブリアスランドロスを対応するのが大変でしたが、ガチグマはそれらに対して対応できるところも強みだと思っていました。襷の採用率は圏外(0.7%未満)であり、環境にいた多くのガチグマがオボンやチョッキだった為、襷+最速ガチグマまでケアできた相手は少ないと対戦しながら思っていました。ガチグマを対策してきた相手に対して対策した動きができたのかなと思いながら対戦していました。技構成は、タイプ一致技の「ブラッドムーン」と「だいちのちから」、先制技の「しんくうは」までは確定。受けだしにきたカイリューに負荷をかける為、「ムーンフォース」を採用しました。テラスタイプは、弱点の格闘を半減にできることに加え、ムーンフォースの火力を上げられるフェアリーテラスで採用しました。

 

ハバタクカミ@拘り眼鏡 こだいかっせい

臆病 145(116)-x-107(252)-165(76)-156(4)-179(60+)

テラスタイプ:フェアリー

ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/ほろびのうた

★調整

HB:意地っ張り連撃ウーラオスの水流連打99.1%耐え

C:余り

HD:臆病イーユイのオーバーヒート確定耐え

S:最速オーガポン抜き

 

耐久ベースの眼鏡神。相手のドラゴンタイプのポケモンに逆鱗やスケイルショットを簡単に選択させたくなかった為、フェアリー枠として採用しました。ゴーストタイプもある為、相手のカイリューに対して簡単にしんそくを押させないのもポイントになります。眼鏡で採用している為、Cを少ししか振っていなくても火力が出ます。テツノツツミやロトム、サンダー等といったカイリューハッサムだと対応するのが難しいポケモンを見てもらうことにしました。基本的には後発から出していくことを意識して使用していました。どうしてもカイリューを初手に置いた方が良い相手の場合に、このポケモンを後続に置いて最後に上から崩してもらいました。技構成は、メインウェポンの「ムーンフォース」、「シャドーボール」、炎オーガポンやイーユイ意識の「パワージェム」、バトン系統の構築を崩す「ほろびのうた」を採用しました。テラスタイプはムーンフォースの火力を上げるフェアリーで採用しました。

レジエレキ@磁石 トランジスタ

臆病 163(60)-x-83(100)-144(188)-80(76)-254(84+)

テラスタイプ:氷

10まんボルト/ボルトチェンジ/テラバースト/リフレクター

 

★調整

調整は参考にした記事と同じになります。

 

1番悩んだ枠。序盤で使用していて使用感が良かった為、終盤に再投入しました。カイリューハッサムを使用していてアーマーガアが重かった為、この枠は対応できるポケモンを投入したいと思い電気技で弱点をつけるレジエレキを採用しました。スカーフを持たせずに上からボルトチェンジハッサムに引くことができることに加え、リフレクターで負荷を軽減しながら立ち回れるところが評価できるポイントになります。選出率は他のポケモンより低かったですが、このポケモンがいることで相手の地面タイプのポケモン(ディンルー、ガチグマ、カバルドンランドロス)を選出に誘うことが多かったので、ウーラオスやガチグマで処理する展開が多かったです。持ち物は、電気技の火力が上げられる磁石で採用しました。技構成は、メインウェポンの「10まんボルト」、打ち逃げできる「ボルトチェンジ」、地面タイプに対しての切り替えしの攻撃技として「テラバースト」、後続の補助技として「リフレクター」を採用しました。テラスタイプは地面意識で氷にしました。たまにとんで来るサイコファングでリフレクターが破壊されるので注意が必要です。出した時に、ピョンピョン跳ねているのが可愛かったです。

 

選出

<基本選出>

ハッサム+@2

初手はウーラオスやガチグマを出すことが多かったです。

 

<受けループ>

レジエレキ+ハッサム+カイリュー

ポイントは、ハッサムでヘイラッシャの残飯を叩き、カイリューとラッキーorハピナスの対面を作ります。あとはカイリューの飛行テラバで吹き飛ばしていきます。

 

<その他>

ハッサムが軸の為、極力選出に絡めたいが、どうしても選出が難しい場合

ハッサム以外の5体から選出します。

この場合は、対面で戦うことを意識しました。

 

結果

TN:ほのか 最終535位 最終レート1955.169

 

最後に

ランクマッチ始めた頃は勝率5割未満でレート1500もないところから始まった自分が、目標にしていた最終3桁順位を今回達成できました。前期に初めてレート1900にのせられましたが、インフレでまぐれでのせちゃったのかもしれないと思いながら対戦していました。今期も1900に到達するか不安になりながら最後まで対戦していましたが、結果的に2期連続で1900のせられたのは良かったです。何よりS9から継続して使用していたカイリューハッサムで目標の3桁順位に到達できたのが1番嬉しいです。最終的な構築の並びとしては、前期で使用していた6体中5体を継続して使用した構築(調整やアイテム等の変更は有)になりましたが、終盤に増えたキノコ達に対しての対策が甘かったので、もう少し枠の圧縮を含めた構築作りができればより完成度の高い構築を作れたと思いました(これは今後の課題)。

今回ランクマッチを始めた頃に掲げていた目標を達成しましたので、これからは最終レート2000を目標に頑張っていきたいと思います。

シーズン中にマッチングした方々ありがとうございました!

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

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