【ポケモンSV S14シングル使用構築】カイリューハッサムwithタケル【最終レート2003 540位】

こんにちは!ほのかです。S14お疲れ様でした!

私にとってはランクバトル2年目の最初のシーズンでした。

前期に続き今期もレート2000を達成することができました。(通算2回目)

自分の中でレート2000を達成したら記事を書くことは決めている為、使用していた構築を紹介します。至らぬ点があると思いますが、読んで頂けると嬉しいです。

構築コンセプト

対面操作で有利対面を作りアタッカーで崩す

構築経緯

レギュレーションF開幕ということで、過去作のポケモンや新規のポケモンが追加されました。過去作から追加されたポケモン(アシレーヌガオガエン等)の多くは、素早さがそこまで早くない印象がありましたので、上から高火力を押し付ける動きが強いと考えました。比較的通りが良い飛行技を上からを高火力で押し付けられる鉢巻飛行テラバーストカイリューが強いと思いカイリューを構築の軸として採用しました。

次に、環境トップのハバタクカミやパオジアンに対してある程度役割を持てるポケモンで、カイリューと相性補完が良く、不利対面では引き先となり後攻蜻蛉帰りから有利対面を作れるハッサムを採用しました。

鉢巻カイリューは、ステルスロックが入ってしまうとマルチスケイルが剥がれて性能が落ちてしまう為、相手のステロ巻き対策として連撃ウーラオスを採用しました。

ここまでの並びだと物理アタッカーに偏っていることに加え、新規で追加されたブリジュラスに対して対応するのが難しいと感じました。終盤に対戦した多くのブリジュラスは、頑丈でイバン(ミラーコート持ち)や拘り眼鏡(パワフルハーブもいたかも?)が多い印象がありましたので、行動保障を持ってブリジュラスに対して"弱点技をつける"+"先制技を打てる"ポケモンを採用する必要があると思いました。襷で行動保障を持たせたガチグマ(アカツキ)(以降、ガチグマ)であれば対応できると思い採用することにしました。

更に、今期は前期と比較するとノーマルテラスカイリュー(竜舞型、鉢巻型)が多い印象がありました。相手のカイリューに簡単に逆鱗やしんそくを選択させたくなかった為、ドラゴン技やノーマル技に加え、格闘技の一貫を切れる特殊アタッカーとしてハバタクカミを採用することにしました。

ここまでの並びで、イダイトウ絡みの構築に対して対応するのが前期に比べて難しかった為、ある程度対応できるポケモンを採用する必要があると思いました。トドロクツキやスカーフマスカーニャを検討しましたが、キツイポケモンが上記5体と被ってしまう為、採用を見送りました。他のポケモンに対してもある程度の役割を持てるポケモンを採用しないと汎用性が欠けるのが理由になります。そこで耐久振りのタケルライコであればイダイトウに加え、上記5体で対応しにくいポケモンに対しても役割を持てると思い最後の枠で採用しました。

結果、いつもの5体が採用になりました(4ヵ月連続)

 

個体紹介

カイリュー@拘り鉢巻 マルチスケイル

意地っ張り 167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)

テラスタイプ:飛行

しんそく/地震/逆鱗/テラバースト

★調整

AS特化

 

エースアタッカー。構築の軸。特性のマルチスケイルを盾にしながら高火力を押し付けられる最強のポケモン。先制技のしんそくによる縛りと高火力で相手を崩していくのが役割になります。採用している飛行テラバーストは比較的に通りがよい為、相手が少しでも隙を見せた瞬間に一気に高火力で崩していくことができます。また、一度引くことで技を切り替えて詰めていけるとこも評価できるポイントになります。

ブリジュラスやタケルライコが採用されている構築に対して、このポケモンで直ぐにテラスタルを切ってしまうと詰んでしまう為、これらのポケモンが採用されている構築にカイリューを選出に絡める場合は、テラスを切るタイミングを注意しながら対戦していました。

技構成は、先制技の「しんそく」、鋼や炎に対する打点の「地震」、テラスを切らずに高火力を出せる「逆鱗」、非接触で攻撃できる「テラバースト」にしました。テラスタイプは高火力で崩していく「飛行」で採用しました。

 

 

ハッサム@オボンの実 テクニシャン

意地っ張り 177(252)-169(28+)-146(204)-x-103(20)-84(個体値29)

テラスタイプ:悪

バレットパンチ/とんぼがえり/はたきおとす/剣の舞

★調整

A:バレットパンチで化けの皮が剥がれたミミッキュ確定

HB:特化珠ミミッキュのA↑2テラスシャドークロー確定耐え

HD:特化サーフゴーのシャドーボールでオボンの実食べる

S:ブラッキー抜かれ

有名な調整を参考に使用させて頂いています。

 

クッション枠。構築の軸。不利対面で引き先となり、「とんばがえり」から有利対面を作っていくことがこのポケモンの役割になります。クッションとしてだけではなく、先制技の「バレットパンチ」と積み技の「剣の舞」を採用することで、自身でも相手を崩していくことができるようになります。「はたきおとす」を採用することで、残飯を採用しているポケモンの回復ソースを奪うことができ、崩しができるところも評価しました。テラスタイプは、パオジアンの悪技やハバタクカミのゴースト技の半減に加え、はたきおとすの火力がアップできる悪タイプで採用しました。いつも通りHPをわずかに残して最後試合を決めにいく展開も多かったです。大活躍でした。

 

 

ウーラオス(連撃の型)@パンチグローブ ふかしのこぶし

意地っ張り 175-200(252+)-121(4)-x-80-149(252)

テラスタイプ:電気

すいりゅうれんだ/アクアジェット/れいとうパンチ/かみなりパンチ

★調整

AS特化

 

AS特化のパングロ型。パングロで採用している理由は2つあります。1つは、受けだしにくるゴツメ型のカイリューやサーフゴー等からゴツメダメージを受けずに削りにいきたいところです。2つ目は、相手のステロ巻きに対して1回しか行動できないようにする為の火力アップです。このポケモンは水タイプでありながら電気タイプの技も覚えられる為、技範囲が広いところが評価できるポイントになります。カイリューハッサムの並びが地面タイプの相手に対して対応しにくい為、ウーラオスで処理してもらいます。技構成は、メインウェポンの「すいりゅうれんだ」に加え、先制技の「アクアジェット」。カイリュー意識の「れいとうパンチ」、連撃ウーラオス対面や水タイプに対して負荷をかけられる「かみなりパンチ」を採用しました。テラスタイプは電磁波対策とかみなりパンチの火力UPができる電気テラスで採用しました。

 

ガチグマ(アカツキ)@気合の襷 しんがん

臆病 189(4)-x-140-187(252)-85-114(252+)

テラスタイプ:ノーマル

ブラッドムーン/ハイパーボイス/だいちのちから/しんくうは

★調整

CS特化

 

ブリジュラス対策で入れた最速CSクマさん。カイリューハッサムとタイプ相性の補完が良い為、自然な形で高火力特殊アタッカー+クッション+高火力物理アタッカーで組むことができます。最速調整の為、遅いランドロスカイリューに対して上から動いて倒してくれました。ブリジュラスに対しては「だいちのちから」→「しんくうは」で処理をしていました。襷持ちの為、ミラーコートや流星群で大ダメージを貰ってしまっても対応できることができました。技構成は、タイプ一致技の「ブラッドムーン」「ハイパーボイス」「だいちのちから」に加え先制技の「しんくうは」にしました。テラスタイプは「ブラッドムーン」の火力を上げたかった為、ノーマルで採用しました。

 

ハバタクカミ@拘り眼鏡 こだいかっせい

臆病 145(116)-x-101(204)-170(116)-156(4)-180(68+)

テラスタイプ:フェアリー

ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/エナジーボール

★調整

HB:意地っ張り連撃ウーラオスの水流連打91.66%耐え

C:余り

HD:臆病イーユイのオーバーヒート確定耐え

S:最速オーガポン抜き抜き

 

耐久ベースの眼鏡神。相手のカイリューに逆鱗やしんそくを簡単に選択させたくなかった為、ゴースト枠+フェアリー枠として採用しました。カイリューハッサムが対応しにくいポケモンに対しては、ハバタクカミで対応してもらいました。ブリジュラス対策でガチグマを採用していますが、ガチグマを選出に絡めるのが難しい相手に対しては、ハバタクカミで対応していました。この場合は、ハバタクカミがやられてしまうこともありますが、ハバタクカミ以外は全て先制技持ちのポケモンの為、先制技で処理できるからOKとして対戦していました。

技構成は、メインウェポンの「ムーンフォース」、「シャドーボール」、炎オーガポンやイーユイ意識の「パワージェム」、ラグラージ意識の「エナジーボール」を採用しました。テラスタイプはパオジアンや悪ウーラオスの悪技に耐性をつけながらムーンフォースの火力を上げることもできるフェアリーで採用しました。

タケルライコ@突撃チョッキ こだいかっせい

控え目 223(180)-x-129(140)-199(188+)-109-95

テラスタイプ:フェアリー

10まんボルト/ボルトチェンジ/じんらい/竜の波動

 

★調整

H:16n-1

HB:意地ランドロス地震93.75%耐える

   意地イダイトウの威力150おはかまいり確定耐え

HD:臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォース確定耐え

C:余り

 

シーズン終盤はイダイトウの数が減っている印象はありましたが、前期に比べて上記5体で対応するの厳しかった為、ある程度対応できるように採用しました。更に上記5体で対応しにくいポケモン(アーマーガア等)に対して役割を持てることに加え、ハッサムが苦手な連撃ウーラオスやフェアリーテラスを切ることで一撃ウーラオスに対しても対応できるところも評価しました。技構成は、メインウェポンの「10まんボルト」と「竜の波動」。対面操作ができる「ボルトチェンジ」。先制技の「じんらい」にしました。「流星群」ではなく「竜の波動」を採用した理由は、命中不安の技をメインウェポンにしたくなかったことに加え、ある程度打ち合いもできるようにしたかった為、Cダウンしない「竜の波動」にしました。テラスタイプは、ドラゴン技の無効と悪タイプや格闘タイプの技を半減できるフェアリーにしました。

 

選出

<基本選出>

ハッサム+@2

ウーラオス+ハッサム+カイリューで選出することが多かったです。

ブリジュラスがいる構築に対してはガチグマを極力選出するようにしてました。

ガチグマを選出に絡めるのが厳しい場合は、ハバタクカミを選出していました。

地面タイプがいない構築や上記5体が動かしにくい構築に対しては、タケルライコを選出に絡めることを意識をしていました。

 

 

<受けループ(ハピラッシャ系統)>

カイリュー + ハッサム + ( ハバタクカミor タケルライコ )

グライオン有:ハバタクカミ グライオン無:タケルライコ

大体いるのでハバタクカミでした(´;ω;`)

 

きつかった構築

イエッサン+カシラ構築

全て破壊されるので厳しいです。

対戦頻度がそんなに多くなかったので対策せずにやってしまいました(´;ω;`)

 

結果

TN:ほのか 最終540位 最終レート2003.417

最後に

シーズンの序盤~中盤まではラティハッサムの構築で戦うことを目指していましたが、うまく組むことができず(ラティオス+ハッサム+カイリュー+連撃ウーラオスまで組んで2体決まらず。。。) 結局最後はいつもの5体で挑むことになりました。

初めて2期連続でレート2000を達成できた嬉しさよりも、ラティハッサムで戦い抜くことができなかった悔しさの方が大きいので何とも言えないシーズンでした。上位でラティハッサムの構築で結果を残している方がいましたので、そちらの記事を参考にして来期こそはラティオスを入れた構築でレート2000を達成したいと思いました。

 

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